女性院長による皮膚科・美容皮膚科

あい皮膚科クリニック

火曜午後に診察してます太田真由美です・・・太田真由美Dr

太田真由美と申します。
毎週火曜日の午後に診察を担当しております。

 

このたび良子先生からコラムのご依頼を受け、はて、何を書いたらいいのか、と迷いましたが、良子先生との思い出話など簡単に書かせていただくことにしました。

 

私と良子先生が初めて出会ったのは、大学の入学時、つまりもう30年も前のことです。
当時の良子先生は、お嬢様オーラを漂わせ、かわいらしさと、美しさを兼ね備え、いつでもにこにこ明るく、(とにかくよく転げるように笑っていました)みんなのアイドル的存在でした。
30年経った今でも、美貌と気品はまだまだ御健在であると思っております。

 

医学部の学生は勉強や実習などが重要視され、相当忙しい日々に追われるのですが、そんな中でも良子先生は“茶道”や “お料理教室”などに通っており、右手に学問、左手に花嫁修業といった女性のお手本のような生活をしておりました。
もちろんスポーツにも励んでおり、明るい太陽の下で、華やかなスコートに身を包みテニスなども楽しんでいて、一方私はというと、薄暗いじめじめした体育館で、日光を完全にシャットアウトした環境で汗臭くなりながら部活に励んでおりました。

 

当時の医学部は女子学生が少なかったこともあり、お互い仲良く、親しくしておりました。
良子先生は気さくにも、しばしば御自宅を開放して、お料理教室を開いてくれたり、我々女子学生の憩いの場をつくってくれました。
料理の腕前はさすが、といった感じで、私は料理をしたことなどなかったものですから、扱ったこともない食材や見慣れない調理器具、手さばきを遠くからすごい、と見ているだけで、出来上がった時の味見に積極的に参加したことを覚えています。
さらに良子先生のお宅で、大多数の女子学生が集まって、夜通しみんなで、おしゃべりし、飲み食いしたことなど今でも鮮明に残っている思い出です。(汚し放題して、さぞかしお掃除大変だったと思います。さらに勝手に冷蔵庫をあけて、保存食を食べてしまってすみませんでした。嫌な顔せず、何度も招いてくれ、お喋り会の機会を作ってくれたこと感謝しています。)

 

私と良子先生は、大学卒業後も同じ皮膚科に進み、研修医として下積み生活を共にし、その後は医局員として一緒に学び働いてきました。
学生時代から医師になってからもずっと一緒でしたので、6年前に、良子先生が東京を去り、地元に帰る、と聞いたときは、本当にさみしく思いました。
生まれ育った宇都宮で、地域医療を、という強い意志があることを聞いて、さみしいながら、頑張って、と心から応援し、見送ったことを覚えております。
今まさに地域医療に活躍されている良子先生の姿を見てとてもうれしく思っております。

 

このたび昨年の7月より、大学の医局の派遣で、良子先生の“あい皮膚科”に来させていただくことになりました。
やはり運命の赤い糸なのでしょうか? また仲良く一緒に働かせていただいております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

太田真由美先生、300%のリップサービスありがとうございました。
写真は太田真由美ご夫妻からいただいたスワロフスキーの雪だるまです。

一覧へ戻る

TOP
予約バナー