女性院長による皮膚科・美容皮膚科

あい皮膚科クリニック

こんにちは!3月より勤務しています看護師Iです。

最近気温が暑かったり寒かったりしていますが、皆さん風邪などひいておりませんか?

 

突然ですが皆さん、AED【自動体外除細動器 通称AED】って使った事ありますか?
今はショッピングモール、学校、さまざまな場所に見かけます。家庭用のAEDも販売されるようになりました。AEDは医師しか使用が出来なかったものが、今では一般市民誰もが使用可能で、身近になりました。

 

私の話を挟みますが、看護職の資格をとってからずっと苦手だったのが救急訓練でした。ですが、練習したり勉強したり…そしてICLSインストラクターの取得に向け、年に数回講習を受けに行っています。今では大好きな訓練です。
ICLSとは 医療従事者のための蘇生トレーニングです。緊急性の高い、特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」突然の心停止に出会った時にどのように対処すべきかチームで訓練します。さまざまな医療従事者が集まって蘇生に参加します。

 

以前臨床工学技士のBLSインストラクター3人と、私含め4人で一般の方へAEDの使い方イベントをする事がありました。救急プロジェクトチームを立ち上げ、AEDの使い方・窒息・心臓マッサージなどを毎回特殊な人形を使って訓練しています。(もちろんチームでは毎回会議したり反省会をしたり改善に改善を重ねていきます)
※コロナの影響を受けて今現在は自粛しています。

 

その際に皆さんがおっしゃる言葉でよく聞くのが「怖い」「間違ってしまったらと思うと使えない」です。
私も最初はAEDはハードルが高いように感じていましたが、AEDは凄く優秀で頼りになるものなのです。たしかにAEDを開くと大きな音、ガイダンスが流れますが、誰にでも扱えるように丁寧なガイダンスが流れます。そしてショックを行う前、きちんと心電図を解析し、その人が本当にショックが必要かを判断してくれる優れものです!
心臓マッサージももちろん欠かせませんが、そのタイミングもガイダンスしてくれますよ。

 

AEDは皆さん自身も、皆さんの大切な人もいつも見守ってくれるひそかなヒーローです。

 

私の夢は、さまざまな場所で救急訓練をすることです。今は限定された場所でしか行っておりませんし、コロナの影響もあるので自粛しています。いつか皆さんにAEDや救急対応の事をお話しできる機会がもっと増えたらと願い、日々精進していきたいと思います!

 

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