女性院長による皮膚科・美容皮膚科

あい皮膚科クリニック

マダム美由紀の“内から外から健康で美しくレシピ集7”

お久しぶりです。良子先生の友人MMです。皆様、今年の夏はいかがお過ごしだったでしょうか?
早々と暑くなったと思ったら、梅雨に戻ったかのような雨模様が続き、夏も終わりに近づくとまた猛暑に・・・気まぐれな天候に振り回され、体調を崩された方も多いのではないでしょうか。
さて、体調を立て直すには、食べることが一番です。9月になり、そろそろ新米が出廻る時期となりました。
今回は新米をより引き立たせるお供となる、お漬物を2品ご紹介しましょう。

まずは、ピリッと辛い『きゅうりの辛子漬け』から。今年の夏に帰省した際に、義母から教わった漬け方です。

きゅうりの辛子漬け

材料

  • きゅうり 500g(4本くらい)
  • 粉からし 10g
  • 塩 25g
  • 砂糖 75g

作り方

  • きゅうりは両端を切り、やや厚めに斜め切りする。
  • ジッパー付き密閉袋に材料をすべて入れ、手で揉む。
  • 冷蔵庫で一晩寝かせる。水分がだいぶ出ますので、適度に水気を切って食卓へお出しください。

どうですか?今までご紹介したレシピの中で一番簡単だったでしょ!?
材料の砂糖の量をみて、ぎょっとされる方がいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。漬け汁を飲むわけではありません。私も様々な分量で試しましたが、この分量がベストでした。ピリッとした辛さの後にくるほんのりとした甘みがたまりません。
冷蔵庫で一週間は日持ちしますが、すぐに無くなってしまうと思います。

次に、ご紹介するのは、これも秋に美味しい茄子を使った『茄子の甘酒漬け』です。

茄子の甘酒漬け

材料

  • ナス 2本(200gくらい)
  • 塩 小さじ1
  • 輪切り唐辛子 ひとつまみ(三本指で)
  • 甘酒 80cc

作り方

  • ナスは乱切りにして、10分ほど水につけ、あくをぬく。
  • ナスの水気をよく拭き、塩、唐辛子と共にジッパー付き密閉袋に入れ、手で揉み冷蔵庫で一晩置く。
  • 一晩経った2(水分が出ています)に、甘酒を入れ混ぜる。更に冷蔵庫で一晩置く。

どうですか?これもまた、簡単でしたね。
甘酒は米と麹で作られたものを使っています。塩と唐辛子で漬けた茄子を甘酒で更につけることで、甘さの中にピリッとしたアクセントのある漬物となります。甘さの加減は、甘酒の量で調整してください。

きゅうりで使った粉からしには「アリルイソチオシアネート」という辛み成分が含まれています。茄子に使った唐辛子には「カプサイシン」という辛み成分が含まれています。どちらも胃腸の働きを促進し、食欲を増進させる働きがあります。
また、茄子の漬物に使った甘酒はビタミンB類、アミノ酸が多く含まれ、「飲む点滴」と評されるほどです。

さあ、これらで体調を整えて、これから迎える「食欲の秋」を存分に満喫しましょう!

 

  • きゅうりの辛子漬け
  • 茄子の甘酒漬け

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