女性院長による皮膚科・美容皮膚科

あい皮膚科クリニック

マダム美由紀の“内から外から健康で美しくレシピ集6”

もうすぐ立春とは言え、まだまだ寒い日が続いております。お元気でお過ごしでしょうか。良子先生の友人MMです。
今回は寒い時期が旬のごぼうを使ったお料理をご紹介します。一年中出回っていますが、本来の旬である11月~2月頃のごぼうは、一段とうま味が濃くなっています。また、食物繊維やポリフェノールを多く含みますので、健康と美を目指す女性に最適な食材です。

まずは、とっても簡単に作れる『梅ごぼう』をご紹介しましょう。

梅ごぼう

材料

  • ごぼう 2本(300gくらい)
  • 梅干し 2個
  • 水 適量

作り方

  • ごぼうはたわしでこすって洗う。
    5cm程度の長さに切り、太いものは4つ割りに、細ければ半分に割り、水でさらす。
    (皮に栄養素が多く含まれていますので、剥かずにこすり洗いをします。さらす時間も5分程度でいいでしょう。)
  • 1のごぼうを土鍋か厚手の鍋に入れ、水をひたひたに注ぎ、梅干しをちょっと潰して入れる。
  • 火にかけ沸騰したらごく弱火にして煮る。

これだけです!!とっても簡単でしょ!?
もともとは玄米菜食を主とするマクロビオティックで、便秘の解消や冷え症の改善に効果があるとされる「養老煮」と言う料理です。マクロビオティックでは水を継ぎ足しながら最低6時間は煮るそうですが、普段の生活で気軽に作るには、ごぼうが柔らかくなるまで煮れば十分だと思います。
30分ほど煮ればおかずとして美味しくいただけます。味が物足りない場合は、鰹節をかけ、お醤油をちょっと垂らしてお召し上がりください。
1時間程度煮ると梅干しの味が染みて、そのままでもちょうどいい塩梅になります。
煮る時間によってごぼうの味が変わり、6時間以上煮ると梅干しの味よりもごぼうの甘みが強く出てくるとか・・・私はまだそこまで試したことがありません。今回は、土鍋で1時間半煮てみたところ、さっぱりとした梅味に仕上がりました。
時々様子をみるだけなので、他のことをしながらでも簡単に出来て、日持ちもよく、箸休めにぴったりな一品です。

次に、これまた簡単な『ごぼうのポタージュ』をご紹介しましょう。

ごぼうのポタージュ

材料

  • ごぼう 2本(300gくらい)
  • 玉ねぎ 1/2個
  • 水 200cc
  • 牛乳 200cc
  • 生クリーム 200cc
  • バター 15g
  • ブイヨン 1個

作り方

  • ごぼうは5mm程度の輪切りにし、5分程度水にさらす。玉ねぎは薄切りにする。
  • 鍋にバターを熱し、1の玉ねぎが透き通り、ごぼうの香りがするまで炒める。水を注ぎ沸いたらブイヨンを入れ、中弱火でごぼうが柔らかくなるまで煮る。(20分程度)
  • 2を少し冷ました後にミキサーにかける。(水分が足りないようなら少し水を足す。ブレンダーでも構いません。)
  • ピューレ状になった3を鍋に戻し、弱火で少し煮る。(焦げないよう注意しながら。ここで少し煮詰めると、とろみのあるスープになります。)
  • 牛乳を注ぎ、弱火で温めながらよく混ぜる。さらに味を見ながら生クリームを足し、弱火で温める。(牛乳、生クリームを入れたら沸騰させない。)

水と牛乳と生クリームの量はお好みに合わせて変えてください。私は深めの味が好みなので、生クリームを多めに入れるこのレシピで作っています。今回はさらに上に黒すりゴマものせてみました。
寒い日にとっても嬉しい、身体にも心にもじわっと効くスープです。

さあ、もう少し辛抱すれば春はやってきます。今のうちにごぼう料理でデトックスとアンチエイジングに励み新しい季節を楽しみに迎えましょう!!

 

  • 梅ごぼう
  • ごぼうのポタージュ

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