女性院長による皮膚科・美容皮膚科

あい皮膚科クリニック

マダム美由紀の“内から外から健康で美しくレシピ集4”

お久しぶりです。良子先生の友人MMです。

新緑が眩しい季節となりました。GWや母の日など、楽しい日程が続いていますね。お元気でお過ごしでしょうか。
母の日と言えば、私には実母と義母から教わった、何かと重宝する料理があります。共に「新玉ねぎ」を使ったものです。
新玉ねぎは普通の玉ねぎとは違って、4月~5月が旬の、水分が多く甘みの強い玉ねぎです。普通の玉ねぎは乾燥させてから出荷されるので一年中出回っていますが、新玉ねぎは収穫後すぐに出荷されるため、今の時期しか味わえません。
ちょうど今が食べ頃です!今回は、二人の母から教わった「新玉ねぎ」のお手軽レシピをご紹介します。

まずは、新玉ねぎの栄養について。硫化アリルという、血液の凝固を防ぐ成分を多く含みます。
この硫化アリルは、炭水化物をエネルギーに変えるのに不可欠なビタミンB1の吸収を高める役割も持っています。また、消化を促進する作用もあります。つまり、新玉ねぎは疲労回復、新陳代謝の促進にぴったりな食材なのです。

まずは、何にかけてもおいしい『新玉ねぎドレッシング』からご紹介しましょう。

新玉ねぎドレッシング

材料

  • 新玉ねぎ 150g(小ぶりなら1個、大きなものなら半個)
  • 塩 小さじ1/2
  • 蜂蜜 大さじ1~大さじ2
  • 酢 大さじ6
  • みりん 大さじ6
  • 醤油 大さじ5
  • 油 大さじ4(オリーブオイル、サラダ油など)

作り方

  • 新玉ねぎを繊維にそって薄切りにする。
    硫化アリルは水溶性ですので、切った後は水にさらさないでください。
  • 材料2~7をよく混ぜ合わせ、その中に切った玉ねぎを入れる。
  • 容器に入れて一晩おく。

どうですか?とっても簡単でしょ!?
作っておくと、サラダのドレッシングにしたり、冷奴にかけたり、魚や肉にかけたり・・・と万能選手です。
冷蔵庫で一週間ほど日持ちしますが、その前に使い切ってしまうと思います。ちなみに写真は、鶏肉をソテーして新玉ねぎドレッシングをかけた一皿です。
材料の油次第で風味が変わります。癖のないサラダ油、洋風にアレンジしやすいオリーブオイル、オメガ3が豊富なエゴマ油、香ばしい風味が楽しめるごま油・・・色々試してみて、ご自分のお好みの味をみつけてください。

次に、義母から教わった、これまた簡単なお助け料理をご紹介しましょう。

新玉ねぎの卵とじ

材料

  • 新玉ねぎ 1/2個~1個
  • 卵 2個
  • 塩 二つまみ
  • こしょう 一振り

作り方

  • 新玉ねぎを縦に半分切った後、繊維に垂直な切り方で1cm弱の厚さに切る。
  • 卵を溶きほぐす。
  • フライパンに油(分量外)を熱し、玉ねぎを焼く。軽く焼き目がついたら裏返す。
  • 2の卵を流しいれ、ふんわりと混ぜる。
  • 塩、こしょうを振る。

これだけです!!簡単すぎてびっくりしますが、食べてみてまたびっくり。新玉ねぎの甘さが絶妙の一品です。玉ねぎはくれぐれも焼き過ぎませんように。生に近いジューシーな焼き加減が、新玉ねぎの魅力を引き出します。また、調味料も、お醤油を足したくなるところですが、ここは、塩こしょうのみのほうが新玉ねぎの甘みをより味わえるようです。こしょうは黒こしょうではなく、白こしょうをお薦めします。
朝食や昼食に、あと一品ほしい時に、と大活躍な料理です。

さあ、これから暑い夏がやってきます。おっとその前に梅雨も控えています。
気分の爽やかな今の季節にしっかり食べて、丈夫な体、健やかな肌の土台作りに励みましょう!!

 

  • 新玉ねぎドレッシング
  • 新玉ねぎの卵とじ

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