女性院長による皮膚科・美容皮膚科

あい皮膚科クリニック

マダム美由紀の“内から外から健康で美しくレシピ集2”

今回は煎り酒をゼラチンで固めてお刺身で和えた夏向けの一品『お刺身の煎り酒ジュレ和え』をご紹介します。
ここで使うお刺身は、煎り酒の風味にあう白身魚をお薦めします。
白身魚のお刺身は、脂質が少なく高たんぱくで消化されやすい特徴を持っています。
食欲が落ち気味の時期こそ、良質なたんぱく質を摂ることが夏バテ防止に重要です。
また、煎り酒に使われている梅干はクエン酸が豊富なので、疲労回復を促します。
梅干には、殺菌、整腸作用もありますし、なんといってもあのすっぱさが食欲をそそります。
厳しい暑さに参っている方へお贈りするとっておきのレシピです。

お刺身の煎り酒ジュレ和え

材料

  • 白身魚の刺身(今回は鯛を使いました)適量
  • みょうが 少々
  • しそ 少々
  • 煎り酒 100ml
  • 水 100ml
  • ゼラチン 5g

作り方

  • まず、煎り酒ジュレから作ります。煎り酒100mlに水を同量合わせ温めます。そこにゼラチンパウダーを5g入れよく溶かし、冷蔵庫で冷やし固めます。
  • お刺身を薄く切る。
  • 茗荷と紫蘇も細かく切る。
  • 2と3を和え、1のジュレ適量をのせます。

どうですか?ジュレさえ作っておけば、あとは簡単でしょ!?
ただし、ジュレの分量は作りやすい量で書いてありますので、お気をつけて。
味がしっかりしていますので、かけすぎませんように。
また、残ったジュレはサラダのドレッシング代わりなどで2、3日のうちにお使いください。

お刺身も鯛のほかに、平目やスズキなど白身のお魚なら、なんでもあうようです。
薬味も細ネギでも、カイワレ大根などでもOK。プチトマトを切ったものと和えても美味しそうです。
ゼラチンは酸が強いと固まりにくいので、やや多めにしています。作りながら加減をみて増減してください。

肝心の「煎り酒」ですが、最近ではデパートの調味料売り場で見かけることもありますし、インターネットで購入できます。
一度お買い求めになって味を試されたら、自分で作ってみるのも面白そうです。
作り方は一例として、日本酒(純米酒)1合に梅干1、2個、かつおぶし一掴みが作りやすい分量だと思います。鍋に入れて沸騰したら弱火で半量程度になるまで煮詰めるだけ。
お好みで昆布やみりん、塩を加える場合もあるようです。使用する梅干によっても違いますし、夏休みの実験気分で、色々試行錯誤してみてください。
それでは、皆様、しっかり食べて、この夏も元気にお過ごしください!

 

  • お刺身の煎り酒ジュレ和え
  • お刺身の煎り酒ジュレ和え

一覧へ戻る

TOP
予約バナー